介護フェスin富山２０２５　１０月２３日 | となみ衛星通信テレビ株式会社

「介護フェス ｉｎ 富山」が砺波市鷹栖のスリーティー運輸ヘルスケア事業部で開かれた。

一般社団法人全国福祉用具専門相談員協会の富山県ブロックが、介護の知識の習得と、最新の福祉用具を知ってもらおうと企画したもので、全国から１７社の福祉用具メーカーが集まった。

会場には、汚物を袋に自動で密閉するポータブルトイレや、バネの力で下半身の負担を減らす歩行器、頭や首の角度を細かく調整できる介護用ベッドなどが並び、参加者は実際に器具に触れたり、メーカー担当者の説明を熱心に聞いたりしていた。

また、介護業界で働く人の知識向上を目的とした研修会では、パラマウントベッド株式会社の理学療法士、穴迫 翔さんが「ニーズを捉える福祉用具選定」と題して講演した。

穴迫さんは、要介護者の動作や姿勢の基本を理解することが重要だと説明し、福祉用具や住宅環境整備という手段を使って、環境を改善することが大切だと話した。

全国福祉用具専門相談員協会 富山県ブロックでは、来年も介護フェスを開催し、最新の福祉用具を紹介していくとしている。