南砺市美術展　１１月１７日 | となみ衛星通信テレビ株式会社

「南砺市美術展」が福光美術館で開かれた。

ことしで２１回目となった南砺市美術展には、日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の部門に、一般１５４点、招待・委嘱作家の作品１１９点、合わせて２７３点が出品された。

このうち最高賞の市展大賞に選ばれたのは、日本画部門
内田 栄子さんの「夏の日」。画面構成と独自の色彩が評価された。

洋画部門の野畠 峰彦さんの「回想Ⅲ」。色彩と画面構成で人物を際立たせたところが評価された。

彫刻部門は片山 雅子さんの「思いを馳せⅥ」。直づけと型取りをミックスした技術の高さが評価された。

工芸部門では土屋 裕さんの「つ・む・ぐ」。確かな技術と物語を感じさせる表現が評価された。

書部門は村井 瑤春さんの「湖月林風相与に清し」。草書体の表現と、リズムの良さが評価された。

そして、写真部門 溝口 博昭さんの「望郷」。光を生かした力強さが評価された。

また、これまでに受賞を重ねた委嘱作家から選ばれる菊華賞には、４人が選ばれた。