おやべの民話「嘉例谷 力神様のおはなし」の読み語り　5月22日 | となみ衛星通信テレビ株式会社

小矢部市民図書館が、小矢部市南谷地区に伝わる民話をもとに絵本を制作し、地元の石動小学校で読み語りを行った。

小矢部市民図書館では、子どもたちにもっと地元に愛着を持ってもらおうと、２０２１年から各地区の民話を紹介する絵本を制作していて、今回で５冊目。

今年は、南谷地区の嘉例谷に伝わる民話をもとに、「嘉例谷　力神様のおはなし」を発行した。

絵と文は、県内在住の版画家、水上悦子さんが担当し、現地での取材を通しておよそ１年かけて完成させた。

この日は、嘉例谷地区を通学区域に含む石動小学校の２年生５８人を対象に読み語りを行った。

市民図書館コーディネーターの真栗祥子さんが情感豊かに読み上げると、子どもたちは配られた絵本をじっくり見つめ、物語の世界に入り込んでいた。

絵本は５００部発行され、石動小学校をはじめ市内の小中学校や公民館などに寄贈されている。