砺波市福祉健康大会　8月23日 | となみ衛星通信テレビ株式会社

砺波市社会福祉協議会の砺波市福祉健康大会が開かれた。

この大会は、高齢化が進む中、地域の健康と福祉への関心を高めようと開催された。

大会では、はじめに夏野市長が、日頃から福祉や市民の健康作りに携わる方に向け感謝の気持ちを述べた。

そして、長年社会福祉や子育て支援、環境美化などの活動を続けている個人と団体が表彰された。

また、式典の後には砺波総合病院でがん患者の緩和ケア医療に取り組んでいる医師加登大介さんが「苦痛を和らげ生きる歓びを」と題し講演した。

加登さんは、緩和ケアはもともと体に備わっている機能で、痛みを取ることだけが目的ではないことや、最近は鎮痛薬の種類も増え、患者に合わせた治療が出来るようになってきていることなどを、スライドを交えて説明。緩和ケアが、がん患者の痛みを和らげる強い味方になると訴えていた。