球根収穫感謝祭・皇室献上用チューリップ球根箱詰式　１０月７日 | となみ衛星通信テレビ株式会社

富山県花卉球根農業協同組合で、皇室に献上するチューリップ球根の箱詰式がおこなわれた。

この皇室献上は、旧砺波市が誕生した１９５４年から毎年続いており、今回で７２回目となる。

式に先立ち、「球根収穫感謝祭」が開かれ県花卉球根農業協同組合代表理事の石田 智久組合長や夏野市長が収穫の感謝と来年の豊作を願った。

続いて、皇室に献上するチューリップ球根を市の職員が丁寧に箱詰めした。

今年献上される球根は、「黄小町」や、富山県育成品種で白い雲のような印象の「白雲」、花びらが幾重にも重なったドレスのような珍しい花形の「乙女のドレス」など６種類合わせて４，５００球。

５月に開かれた富山県チューリップ圃場品評会で上位に入賞した高品質な球根が選ばれており、天皇、皇后両陛下や宮家に贈られる。

なお、今年の集荷数は去年より１割ほど少ないおよそ７８０万球の出荷が予定されている。

箱詰めされた球根は夏野市長と石田組合長が１１月１２日に宮内庁に持参し献上する予定。