南砺市育成スプレーギク品種選抜会　5月28日 | となみ衛星通信テレビ株式会社

南砺市園芸植物園で南砺ブランドスプレーギクの新品種選抜会が開かれた。

南砺市福野地域では、地域活性化の一環としてスプレーギクの品種開発に力を入れており、これまでに８２種類もの品種が誕生した。

開発した品種は「南砺ブランドスプレーギク」として全国に出荷しており、それに向けて、南砺市園芸植物園では年に２回、新品種の選抜会を開催している。

この日は、はじめに、南砺市ブランド戦略部吉本幸治森林農地整備課長が「全国へと広がる南砺のスプレーギクを誇りに思っています。本日の選抜会も新たな魅力的な品種が誕生することを期待します」と挨拶し、菊の生産者や工芸作家、園芸研究所の研究員など、９人の選抜委員が選定した。

今回は、今年１月に種をまいた６０００本から選ぶ一次選抜と去年の１１月の選抜に通過した２０００本から選ぶ、二次、三次選抜が行われた。

なお、今回選ばれた品種の中から、１１月の選抜会で最終的に商品化するものが選ばれる。