相倉合掌造り集落世界遺産登録３０周年記念式典　１０月１９日 | となみ衛星通信テレビ株式会社

相倉合掌造り集落が１２月で世界遺産登録３０周年を迎える。それを前に、１０月１９日に、記念式典が開かれた。

相倉合掌造り集落は、１９９５年に岐阜県の白川郷とともにユネスコ世界文化遺産に登録された。

集落にはおよそ１００年から３５０年前に建てられた合掌造りが立ち並び、現在も住民が生活している貴重な文化遺産。

式典会場には、地元住民や関係者などおよそ５０人が集まり、主催者を代表して相倉集落の竹森高司区長が「人が住んでいる世界遺産として、これからも地域一丸となってこの集落を守っていきたい」と挨拶した。

続いて、南砺市の松本謙一教育長が「合掌造り集落は歴史的建造物と生活文化が一体となった生きた史跡。日本の文化や暮らしの貴重な遺産として、国内外から高い評価を受けている」と祝辞を述べた。

式典の最後には、集落の子どもたちも参加してテープカットを行った。

また、参加者全員の記念撮影も行われ相倉出身の写真家・池端滋さんがシャッターを切り、住民たちの笑顔をおさめた。