人権教室　１１月４日 | となみ衛星通信テレビ株式会社

人権について考える「人権教室」が、出町小学校で開かれた。

この教室は、子どもの頃から人権について考え、自分自身や相手を大切にすることで人間関係が成り立っていることを知ってもらおうと開かれた。この日は、出町小学校の４年生から６年生、およそ２２０人が参加した。

児童たちは、子どもの「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」の４つの権利について、身近な事例を基に考えた。

事例は「いじめるのはよくないので、いじめた人も、一度はいじめられた方がよい」や「人を無視するのは、暴力と同じ」などといったもので、児童たちは、賛成、反対、決められないといった意思カードを上げ、真剣に考えを巡らせていた。

参加した児童たちは、一つ一つの事例を深く考えることで、人権に対する理解を深めていた。

教室を締めくくるにあたり、砺波人権擁護委員協議会から「自分には自信を持ち、人には思いやりを持ってほしい」とメッセージが送られた。

この人権教室は、庄東小学校や庄川小学校でも順次行われる予定。また、砺波人権擁護委員協議会では、来年度も砺波市内の小学校で人権教室を継続して行う。