棟方志功記念館愛染苑　福光頌展　4月15日 | となみ衛星通信テレビ株式会社

棟方志功記念館愛染苑で企画展「福光頌展」が開かれている。

この企画展は、棟方志功の福光疎開８０周年にちなみ、開かれているもので、棟方の福光への愛に溢れる作品が展示されている。

会場には、家族や飼い猫と過ごした日々を描いたはんがや、当時の風景を描いた肉筆画、陶器など、合わせて４８点が展示されている。

棟方志功と福光時代の支援者だった石崎俊彦さんとの逸話が描かれた作品。
八百屋で買ったヒヤシンスを自転車の荷台に乗せ、棟方家に運ぶ途中で落としてしまった石崎さん。ヒヤシンスの花を見ていない棟方は、どんな花なのか想像してこの絵を描いたそう。

愛染苑のスタッフは「棟方志功が疎開して８０年経過しましたが、住居跡は当時のまま変わっていません。作品とともに、棟方さんの住居も見に来てください」と話していた。

企画展、福光頌展の会期は７月１４日月曜日までで、時間は９時から１７時となっている。