2025.08.25
「戦後80年のいま」を取材した 広島・長崎・東京・富山の高校生が語りあうシンポジウム 8月8日
新聞部員が参加する「戦後80年」をテーマにしたシンポジウムが石動高校で開かれ、被爆地の広島や長崎の新聞部の生徒と意見を交わした。
石動高校新聞部は、7月に発行した校内新聞で富山大空襲を取り上げ、空襲体験者や語り部の話を聴いたり、全校生徒に認知度調査をしたりして戦争について取材を進めてきた。
シンポジウムには、石動高校のほか、被爆地広島、長崎、そして東京のあわせて4校の高校生新聞にかかわる生徒がオンラインで参加し、戦争に関する取材活動の紹介や感想などを発表した。
広島の崇徳高校は、戦時中の暮らしを描いたアニメ「この世界の片隅に」の監督にインタビューしたことや、原爆投下後、40キロの道のりを歩いて避難した被爆者の追体験をするため、裸足で同じ距離を歩いた取材活動などを紹介した。
石動高校は、副部長の塚元結子さんが、取材を通しての実感やアンケート結果などから、若者世代の戦争に対する認知度の低さを説明した。
そして、部長の小森蒼介さんが、高校生新聞はテレビや新聞よりも若い世代に影響力があると説明したうえで「戦争の直接体験者があと10年もすればほとんどいなくなってしまう。重要な時期に私たちは新聞部員として生きている」と自分たちの役割の大きさを訴えた。
最後にオブザーバーとして参加した金沢大学の能川泰治教授が、各校の新聞の完成度の高さを評価したうえで「戦争を取り上げるには、被害だけでなく双方の加害についても調べてほしい」と呼びかけると、高校生は熱心にメモをとりながら「今後、取材活動の幅を広げたい」と意欲を示していた。
石動高校新聞部は、7月に発行した校内新聞で富山大空襲を取り上げ、空襲体験者や語り部の話を聴いたり、全校生徒に認知度調査をしたりして戦争について取材を進めてきた。
シンポジウムには、石動高校のほか、被爆地広島、長崎、そして東京のあわせて4校の高校生新聞にかかわる生徒がオンラインで参加し、戦争に関する取材活動の紹介や感想などを発表した。
広島の崇徳高校は、戦時中の暮らしを描いたアニメ「この世界の片隅に」の監督にインタビューしたことや、原爆投下後、40キロの道のりを歩いて避難した被爆者の追体験をするため、裸足で同じ距離を歩いた取材活動などを紹介した。
石動高校は、副部長の塚元結子さんが、取材を通しての実感やアンケート結果などから、若者世代の戦争に対する認知度の低さを説明した。
そして、部長の小森蒼介さんが、高校生新聞はテレビや新聞よりも若い世代に影響力があると説明したうえで「戦争の直接体験者があと10年もすればほとんどいなくなってしまう。重要な時期に私たちは新聞部員として生きている」と自分たちの役割の大きさを訴えた。
最後にオブザーバーとして参加した金沢大学の能川泰治教授が、各校の新聞の完成度の高さを評価したうえで「戦争を取り上げるには、被害だけでなく双方の加害についても調べてほしい」と呼びかけると、高校生は熱心にメモをとりながら「今後、取材活動の幅を広げたい」と意欲を示していた。

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