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【小矢部市】はとむぎ生産量日本一! 小矢部の挑戦

2026.08.25

皆さんは「はとむぎ」にはどんなイメージがありますか?なんとなく体に良さそう、と思う方が多いと思います。そんなはとむぎですが、実は富山県が栽培面積・生産量ともに日本一の産地なんです。そして、その約8割がJAいなば管内で生産されているんです。

今回は、はとむぎってどんなもの?どんな製品になるの?という疑問を解決するべく、はとむぎの生産に関わる方と、はとむぎの新たな特産品づくりに挑むお二人に、熱い思いをお聞きします。


はとむぎはこんな実の付き方って知ってた?

いなば農業協同組合 沼田拓弥さん  

 

JAいなばが管轄する小矢部市と高岡市福岡町は、国産はとむぎの約3割を占める日本一の産地です。生産の始まりは平成19年、減反政策を機にわずか3軒の生産者からのスタートでした。やがて大豆と同じ機械を使えるという利点から生産者が増え、令和3年には生産量が約600トンにまで伸びました。
富山県産はとむぎは、先端が尖った美しい形状をしており、粒が揃い色づきも良いのが特徴です。JAいなばでは、はとむぎの乾燥調製施設を整備しており、安心安全で加工しやすいと全国から高い評価をいただいています。

はとむぎの子実には健康や美容など体に嬉しい効果がたくさんあります。タンパク質はお米の約2倍、さらに食物繊維、ミネラル、ビタミンなど豊富な栄養素を含むことから、「美肌に効果の高い穀物」として有名です。はとむぎを積極的に摂ることで、むくみ防止のデトックス効果、悪玉コレステロールの抑制や糖尿病予防、肌の保湿・再生効果などが期待できます。

そんな健康に良いはとむぎを手軽に食生活に取り入れてもらえるよう、JAいなばではさまざまな製品を製造・販売しています。私のイチオシは、はとむぎ精白粒です。お米に混ぜて一緒に炊くことで手軽に栄養補給ができますよ。精白粒を多めに茹でて保存しておくと、サラダやスープのトッピングとして大活躍します。
 

 
 
また、はとむぎの外皮を取り除いた『はとむぎシリアル』は、ヨーグルトにかけて食べるのがおすすめです。

はとむぎ製品はJAいなば経済センターや道の駅メルヘンおやべで販売しています。健康や美容の効果が期待できるはとむぎをぜひお試しください。


小矢部市商工会青年部 副部長
はとむぎビールプロジェクトリーダー 神島志朗さん

小矢部商工会青年部では、はとむぎでビールを作るプロジェクトを進めています。きっかけは8年前、帰省した友人に「小矢部には何もない」と言われた悔しさにあります。「小矢部といえばこれ」という地元の誰もが誇れるものを作りたいと、その時からずっと熱い想いを抱き続けてきました。

そんな時、市内のレストラン・マルカッサンで『はとむぎホワイトエール』を飲みました。私自身、実はビールが少し苦手なのですが、その圧倒的な飲みやすさに感動し、「はとむぎの魅力を活かして、ビール好きの方にもビールが得意でない方にも喜ばれる一杯を作りたい」と新しい特産品のアイデアが一気に閃いたのです。

小矢部市は隣の高岡市福岡町と合わせて、はとむぎの生産量が日本一を誇る一大産地です。しかし、地元でもその事実を知らない人が多く、本当にもったいないと感じていました。「この素晴らしい地元の強みを生かさない手はない!」と、今年4月にプロジェクトを本格始動させました。

青年部の仲間と試作や話し合いを重ね、「究極の黒を作ろう」「まろやかで飲みやすい黒ビールを作りたい」という方向性が決まりました。一般的には少しハードルが高い黒ビールにあえて挑戦し、試行錯誤の末にようやく誕生したのが『HATOMUGI PORTER』です。はとむぎのまろやかな風味を活かすことで、ビール特有の苦味や重さがなく、軽やかな飲み口のビールが完成しました。
 

 
HATOMUGI PORTERは、9月5日(土)に小矢部市商工会周辺で開催される『おやべ de 楽しまナイト』で初お披露目となり、大試飲会を開催します。その後は道の駅やネット販売にも販路を広げ、「小矢部市といえばはとむぎビール」と言われる街にしていきたいと思っています。皆さんが驚くような本当に美味しい黒ビールに仕上がっていますので、ご期待ください。ぜひ会場へ飲みにきてくださいね。
 

 
 
 

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おとなり編集部