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【砺波市】庄川水まつりの歩み、そして未来へ

2025.08.25

砺波市庄川地域の『庄川水まつり』。夏の風物詩として「流木乗り」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ところが最近は少し趣きが変わってきたようです。これまでの『庄川水まつり』のかたちから変化して、近年は年間を通して多彩で楽しいイベントが開催されています。
今回は『庄川水まつり』の運営に携わる方々に、これまでの話、これからの話を伺いました。


庄川水まちづくり委員会 金谷 将さん  

庄川水まつりの第1回目は1985年(昭和60年)、水に関する写真展や水の作文コンクールを行う文化的なイベントとして始まりました。
1987年(昭和62年)の第3回に初めて「流木乗り選手権大会」を開催し、水と触れ合う体験型イベントとして定着していきました。
しかし、2020年からのコロナ禍で開催できない時期を経て、いざまつりを再開しようとしたときに、運営委員会にて「今までの水まつりのかたちで本当に良いのか」をいう疑問が上がりました。
話し合いを重ねた結果、これまで庄川地域に点在していたイベントを「水まつり」として集結させ、一年を通して水まつりを開催するという新しいかたちに改革することになったのです。
現在、庄川水まつりとして開催するイベントや体験は、「庄川峡NAVI」で発信しています。
 

焚き火とサウナとピザと

水四駆体験
近年は「焚き火とサウナとピザと」「水辺で乾杯!」「ゴムボート漕ぎ体験」などを行いました。私のおすすめは、通年で庄川の水と触れ合うことができる「SUP体験」です。庄川合口ダム湖の大自然の中でボートの上に立ち、パドルを漕いで水面を進んでいきます。気軽に非日常を味わえてリフレッシュできるのでおすすめです。

SUP体験  

ゴムボート体験  
私たちは砺波市にお住いの方はもちろん、砺波市以外にお住いの方にも、水まつりを通じて庄川峡を好きになってほしいという思いで活動しています。通年でたくさんのイベントや体験を行っていますので、ぜひご参加いただけると嬉しいです。

庄川水まつり運営委員会 運営委員長 神下 大智さん

来たる9月7日に『庄川水まつり in summer』を開催します。
これは今年行う水まつりのイベントの中で最も大きなイベントで、「流木乗り体験会」や「SUP体験」、「水まつりdeマルシェ」、「庄川子ども商店」、「水四駆体験」など、一日で盛りだくさんのイベントがあります。

「流木乗り体験会」は庄川水記念公園の噴水前広場の特設プールにて行われます。流木乗りには古い歴史があり、かつて岐阜県の飛騨地域で切り出した木材を、庄川の流れを利用して流送していた流木の歴史を伝えるために始まったものです。

流木に乗るのはコツが必要でけっこう難しいのですが、昨年も子どもから大人までたくさんの方が参加され、皆さんとても楽しそうに盛り上がっていました。

また、今年は初の試みとして「庄川子ども商店」を開催します。これは子どもたちが店長として駄菓子を販売するもので、仕入れから販売まで全て自分たちで行います。子どもたちにこの体験を通じて、売る楽しさや難しさ、みんなで協力する時間をいっぱい味わってほしいと願っています。

庄川水まつりには、ほかにもここでは語り尽くせないほど楽しいイベントが盛りだくさんです。ぜひ、多くの皆さんに庄川の歴史や伝統文化に触れる原体験をしていただきたいです。また、子どもたちが大人になってもこの場所に帰ってきたくなるような笑顔と幸せの循環を生み出す居場所づくりができるように、これからも頑張っていきたいと思っています。
 

この記事を書いた人

おとなり編集部

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