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【南砺市】日常に華を咲かせるエディブルフラワー

2025.12.25

皆さん、「エディブルフラワー」って知っていますか?
エディブルフラワーは食用に栽培された「食べられるお花」です。
観賞用の花とは異なり、安全に食べられるよう農薬などに配慮して育てられています。
今回は、城端でエディブルフラワーを育てる農家さんと、それを使ったお菓子を製造・販売しているお店の方にその魅力についてお話を伺いました。


 

フラワーンダフル千華園 代表 石村修子さん  

フラワーンダフル千華園は、もともと観賞用のお花を育てる花農家でした。
2012年頃、私は「富山をもっと元気にしたい!」という思いから町づくりプロジェクトに参加しました。
そのときに交流した方にエディブルフラワー(Edibleエディブル=食べられる flowerフラワー=花)を教えてもらい、「これだ!」と直感的に思いました。
これをきっかけにエディブルフラワーの栽培を始めることにしました。

フラワーンダフル千華園では、ビオラ・ナデシコ・マリーゴールド・バーベナなど年間40種類以上のエディブルフラワーを栽培しています。
 
  • ビオラ

  • ナデシコ

  • マリーゴールド

  • バーベナ

エディブルフラワーはみなさんの口に入るものなので、観賞用のお花とは違い、苗づくりの時から化学肥料や農薬を一切使わずに食用花として育てています。
同じ種類でも花壇に生えているお花は食べられないので、注意してくださいね。

ちなみに、エディブルフラワーは食卓を華やかにしてくれるだけでなく、トマトやほうれん草などの野菜の約4倍ものビタミンが含まれており、栄養価がとても高いんですよ。

エディブルフラワーは誕生日や結婚披露宴など、お祝いの時に使われることが多いです。
千華園ではお客さまひとりひとりの思いに合わせて細やかに注文を受けています。
  
最近印象に残っているのは、「ラプンツェルのケーキを作りたいのでピンクと紫のお花のミックスをお願いします」というご注文です。
後日「とても良いものができました!」と感謝の声が届き、私もとても嬉しかったです。
 


となみ野地域にはエディブルフラワーをメニューに取り入れている飲食店さんがたくさんあります。
また、エディブルフラワーはレストランだけでなく、自宅で料理やスイーツに添えたりするのもおすすめです。
とても華やかになりますし、お花からパワーをもらえますよ。
       

19HITOYASUMI 砺波店 店長 中山真由美さん

19HITOYASUMIでは「地元で頑張っている農家さんの食材を地元の皆さんに食べてもらいたい」という思いから、ほとんどのスイーツに富山県産の食材を使用しています。そんな中、エディブルフラワーを作っている農家さんが城端にあると知り、お願いして使わせていただくことになりました。

当店にはエディブルフラワーのドライフラワーを乗せた『美食花クッキー』や、エディブルフラワーをトッピングにふんだんに使い、切るとフルーツがゴロゴロと転がり落ちてくる『かくれんぼケーキ』などがあります。
お花は色も形もひとつとして同じものがなく、季節によって変わっていくのが魅力です。
さらに見た目がとても華やかなので、贈る方も贈られる方も皆さん嬉しい気持ちになると思います。
ちなみに美食花クッキーは結婚式のプチギフトにもとても人気です。
皆さんもエディブルフラワーを日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
 

この記事を書いた人

おとなり編集部